下北沢通信

中西理の下北沢通信

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舞台「幕が上がる」@ZEPPブルーシアター六本木

舞台「幕が上がる」@ZEPPブルーシアター六本木

2015年5月1日 (金) 〜2015年5月24日 (日)

 原作・脚本:平田オリザ[青年団] 演出:本広克行
 美術:土岐研一 照明:佐藤啓 音響:井上正弘 演出助手:草光純太
 衣裳:新崎みのり ヘアメイク:川端富生 舞台監督:本田和男
 主催:Zepp ブルーシアター六本木運営委員会 プロデューサー:毛利美咲
 協力:映画「幕が上がる」製作委員会 製作:井上企画製作:株式会社パル
 出演(生まれ):
 三年生
 百田夏菓子(94)*:高橋さおり
 玉井詩織(95)* :橋爪裕子(ユッコ)
 高城れに(93)* :西条美紀(ガルル)
 有安杏果(95)* :中西悦子

 二年生
 佐々水彩夏(96)*:加藤明美
 井上みなみ(94)[青年団] :成田香穂
 多賀麻美 (89)[青年団] :松永美緒
 藤松祥子 (93)[青年団] :村上舞

 一年生
 伊藤沙莉(94) :高田梨奈
 芳根京子(97) :袴田葵
 金井美樹(96) :坂下綾乃
 坂倉花奈(91)[青年団]:八木美咲

 *ももいろクローバーZ

 舞台「幕が上がる」が映画「幕が上がる」と大きく異なるのは原作小説「幕が上がる」の作者、平田オリザが自ら脚本を担当したことである。映画版の監督である本広克行が舞台の演出も担当したとはいえ、脚本を喜安 浩平(ブルドッキングヘッドロック)が担当し、さらにそれに監督、本広が手を加えた映画には「平田オリザの作品」とは受け取り難いところもある。
 それに比べると演出までは手掛けないとはいえ、舞台「幕が上がる」は同時多発の会話など平田戯曲の現代口語演劇のスタイルをほぼそのまま反映されている。平田作品ならではの感触を色濃く残したものとなっている。
2回目観劇感想 http://d.hatena.ne.jp/simokitazawa/20150505/p1