陽性率が下がっているから大丈夫といまだに言ってる人がいる
これ見たら、検査数に対する陽性者数の少なさが一目瞭然。「過去最高の」に騙されるな! pic.twitter.com/2jXtrQ8gqR
— 竹内久美子 (@takeuchikumiffy) 2020年7月17日
上記のツイートは竹内久美子氏のもの。学者とは思えない内容である。4月と比べてるようだが、ほとんど無意味な比較。検査数と感染者数の関係、つまり陽性率が問題ならば「検査数に対する陽性者数の少なさが一目瞭然」とか印象論ではなく、その比率(陽性率)が問題となってくる。
下は東京都の出している検査数と陽性率のデータ。「マスコミは感染者数ばかりを報道するな、陽性率が下がっているから感染者は実質減少している」などといまだに言っている人がいるが、検査数が少なすぎて有意の数字が取れない4月を無視すれば、ここ数日は若干横ばいの日が続いていたが、7月20日には陽性率6.5%まで上昇。5月の後半以降の数字を見れば陽性率は徐々に上がっているという傾向は明白である。つまり、検査数が増えたために、感染者数が増えているのではなく、感染自体が広がっている。
マスコミへ文句を言って悦に入るのではなく、東京都のデータを見てほしい。ホームページに一般公開しているのだから。
stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp
きょう(7月23日)の東京の新規感染者数は366人。これでも「コロナはただの風邪」とか「非常事態宣言を出す段階ではない」「死者が出ていないから」とか言っている人たち。無能無策の政府と心中するということでしょうか。まだ、出してはいないけれど、市中感染の比率とか、陽性率もたぶん上がっているよね。マスコミは報道しろじゃなくて、東京都の出してくる数字を自分で確認して注目してほしい。ツイッター読める人は全員自分で読めるはずなんだから。
stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp