「ももクロ春の一大事2022」外周パーク きてくんちぇパークDAY2
「ももクロ春の一大事2022」外周パーク きてくんちぇパーク2日目。今回の春一は2年越しの開催となったももクロライブがメインの目的だったことは間違いないが、浪江女子発組合、地元福島のアイドル、AMEFURASSHI、いぎなり東北産が参加した外周エリア「きてくんちぇパーク」でのライブが例年以上に注目され、盛り上がったのも話題となった。
浪江女子発組合が両日ともにオープニングを飾ったが、初日はアイドルフェス、リリイベなどでAMEFURASSHIの4人は欠席。このように人数が減ってもそれなりの形でパフォーマンスを披露できるのが浪江女子発組合の強みではある。こういう時は特にパフォーマンスが安定している播磨かなの加入は本当に大きいと思った。だがこの日アメフラの4人も加わった「完全体」のパフォーマンスを見てみると彼女らの存在は浪江女子の歌唱力の骨幹を支える意味で格別に重要であることが改めて分かった。特に「なみえのわ」「ハレノヒの足跡」における愛来と萌花の安定した歌唱は浪江女子の魅力にかかせないと思わせるものがあった。
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AMEFURASSHIが大勢のモノノフの前に姿を現したのはスタプラフェス以来のことだと思われるが、リリイベなどのミニライブを通じて磨き上げたパフォーマンスで観客を圧倒して、大きな爪痕を残したのではないかと思う。この日は朝一番の浪江女子発組合の時からサッカーグラウンドであるきてくんちぇパークを半分以上埋め尽くすような観客が会場に集まっており、AMEFURASSHIは過去にアイドルによる野外フェスなども経験しているが、過去最大級の観客を前にしたパフォーマンスとなったが、これまで積み上げてきた経験値でコールが出来ない中で「MICHI」や「Staring at You」のような観客を一緒に踊らせる曲やクラッピングで一緒に乗れる曲を中心にセットリストを組み、終了後の特典会が長蛇の列となり、ももクロのライブが始まる時間になっても列が途切れなかったというのは確実にブレイクへのきっかけのひとつをつかんだと思う。
鈴木萌花、愛来、小島はなの高い歌唱力はもちろんだが、市川優月の力強いダンスや小島はなの切れのある動きに代表されるようにダンスパフォーマンスのスキルが高く、それらの総合力がアイドル界屈指といえるレベルである。実力的には氣志團万博やイナズマロックフェスのようなロックフェスティバルでも十分に通用する実力を見せつけたともいえるが、現在の知名度では単独で呼ばれることは難しい(浪江女子発組合は呼ばれるかもしれないので、それに合わせて単独でのパフォーマンスもやらせてもらうという手はある)。
とはいえ、新アルバム発売*1とそれに伴うツアーを前にプロモーションとしては大成功だったのではないか。この日はAMEFURASSHIは動画撮影ができるレギュレーションを採用。ファンの人が撮影したライブ映像がいくつかあがっているが、下記のものはその中でも画像のクオリティー、楽曲の進行を知り尽くしたカメラワークがいずれも質の高いライブ映像で、映像に映りこむ観客の手足なども含め、臨場感のあるものとなっているので、現地の様子が知りたかった人はぜひ見てみてほしい。
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初日は浪江町復興応援アイドルreborn、この日はアイくるガールズと地元福島のアイドルグループ*2*3が参加してくれたのもよかった。特にアイくるガールズは完全生歌でのパフォーマンスで地方で活動しているアイドルグループとしてはレベルが高いと感じさせた。
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タイムスケジュール ※【DAY1】【DAY2】共通
※変更になる場合がございます。
09:30-----〈きてくんちぇパーク〉OPEN
▼地元飲食ブース・物産ブース営業START
※公式グッズ・ファンクラブブースなどの営業開始時間は追ってお知らせします
▼観覧無料の【パークステージ】開演
トップバッターは 浪江女子発組合!
10:30-----〈チケット発券(認証)〉START
12:00-----〈クローク〉受付START
12:30-----〈ライブ会場〉開場
14:30-----〈ライブ会場〉開演
17:00頃---〈ライブ会場〉終演
18:00頃---〈きてくんちぇパーク〉CLOSE