2005-07-17 弘前劇場「ケンちゃんの贈りもの」 演劇 弘前劇場「ケンちゃんの贈りもの」(こまばアゴラ劇場)を観劇。 畑澤聖悟の新作。驚いたのは畑澤が以前、青森演劇鑑賞会に書き下ろした作品のオーディションで出会い、その作品の主役を務めた78歳の俳優(宮越昭司)が出演し、弘前劇場の看板俳優である福士賢治と父子を演じていること。福士自身も小劇場系の俳優としては珍しい円熟した演技を見せてくれるベテラン男優だが、今回は前記の宮越を含め、客演常連の長谷川等と福士よりも年上の俳優が2人も出演し、リアルな演技で老人の介護の問題に迫った。