下北沢通信

中西理の下北沢通信

現代演劇やコンテンポラリーダンス、アイドル、ミステリなど様々な文化的事象を批評するサイト。ブログの読者募集中。上記についての原稿執筆引き受けます。転載依頼も大歓迎。simokita123@gmail.comに連絡お願いします。

ニットキャップシアター「男亡者の泣きぬるところ/女亡者の泣きぬるところ」@こまばアゴラ劇場

ニットキャップシアター「男亡者の泣きぬるところ/女亡者の泣きぬるところ」@こまばアゴラ劇場

作・演出:ごまのはえ


男/女それぞれの2人芝居を、2本立てで上演します。作・演出のごまのはえが描く登場人物は、切実であればある程どこか可笑しみと可愛さが募り、観る人を惹きつけます。今作では、男女の抱える悩みの違いもお楽しみください。
また『男亡者』は2004年、『女亡者』は2017年に初演の作品。異なる時代背景を持つ2作品を見比べることで、”平成後期”13年間の、社会風景や時代の流れもリアルに感じてもらえる組み合わせになっています。


ニットキャップシアター

芝居/語り/ダンス/民族楽器の生演奏/歌/仮面や布などのマジカルグッズ……様々な舞台表現と「言葉」とを組み合わせて、イマジネーションあふれる作品を生み出す京都の劇団。『ガラパゴスエンターテインメント』という言葉を大事に、創作を続けています。
現在、劇団員は6名。劇団名はムーンライダーズの楽曲「ニットキャップマン」より。

『男亡者の泣きぬるところ』(2017「太秦おかげサマー」)撮影:脇田友
出演

出演:門脇俊輔、澤村喜一郎 / 高原綾子、仲谷萌
声の出演:佐藤弘樹(α Station DJ)、西村貴治
スタッフ

舞台監督:北方こだち
美術:西田聖
照明:葛西健一
音響:三橋琢
小道具:仲谷萌
絵:竹内まりの
書:新子心華
宣伝美術:門脇俊輔
制作:高原綾子、門脇俊輔、澤村喜一郎、池川タカキヨ
京都芸術センター制作支援事業