下北沢通信

中西理の下北沢通信

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国立西洋美術館開館60周年記念 ル・コルビュジエ 絵画から建築へ―ピュリスムの時代@国立西洋美術館

国立西洋美術館開館60周年記念 ル・コルビュジエ 絵画から建築へ―ピュリスムの時代@国立西洋美術館

ル・コルビュジエといえばモダニズム建築を代表する建築家として知られるが、今回の展覧会は建築作品についてのみではなく、画家としても活動をしてきたル・コルビュジエの絵画作品について展示したものとなった。ピュリズムという流派は初めて聞いたが、正直言ってピカソやブラックによるキュビズムの亜流にしか見えない。そんな中でもコルビュジエは建築家としては見るべきものがあっても画家としては大したことはなかったのではないか。