第68回岸田國士戯曲賞最終候補作品決定
第68回岸田國士戯曲賞の選考会が2024年3月1日金曜日・午後5時より東京神保町・學士會館にて行なわれます。なお同賞は昨年度より公益財団法人 一ツ橋綜合財団の後援を受け、「白水社主催・公益財団法人 一ツ橋綜合財団後援」の体制にて運営されております。
選考委員は、市原佐都子、上田誠、岡田利規、タニノクロウ、野田秀樹、本谷有希子、矢内原美邦の各氏(五十音順、敬称略)です。
本年度の最終候補作品は下記の8作品となっております。
今年も私が個人的に絶対これが入らないのはおかしいと思っていた宮崎玲奈
「ことばにない」が最終候補作品に入っていないことに落胆は隠せない。最終候補に残っている作品のなかでは旧青年団演出部勢の升味加耀『くらいところからくるばけものはあかるくてみえない』に注目。受賞をする可能性は低いと考えているがコントグループ「ダウ90000」の蓮見翔作品が最終候補に残っていることも注目であろう。
該当作品は未見なのだがゆうめいの池田亮が残っており受賞候補として有力なのではないかと思う。
第68回岸田國士戯曲賞最終候補作品一覧(作者五十音順、敬称略)
安藤奎『地上の骨』(上演台本)
池田亮『ハートランド』(上演台本)
金子鈴幸『愛について語るときは静かにしてくれ』(上演台本)
菅原直樹『レクリエーション葬』(上演台本)
蓮見翔『また点滅に戻るだけ』(上演台本)
升味加耀『くらいところからくるばけものはあかるくてみえない』(上演台本)
メグ忍者『ニッポン・イデオロギー』(上演台本)
山田佳奈『剥愛』(上演台本)候補者紹介(五十音順、敬称略)