ロロいつ高シリーズvol.5「いつだって窓際でぼくたち」@早稲田小劇場どらま館
脚本・演出|三浦直之
出演| 板橋駿谷(ロロ)
⻲島一徳(ロロ)
重岡漠 (⻘年団)
新名基浩
ロロが好きだ。なかんずく、いつ高シリーズとして知られる「ロロが高校生に捧げるシリーズ いつだって可笑しいほど誰もが誰か愛し愛されて第三高等学校」の連作が好きだ。愛しているといってもいいほどだ。いい大人、しかも初老になりかけている人間がいうことでもないのだけれど、この世界できょうもここで描かれた登場人物たちが動き回ったりしているんだと思うとなんともせつない気分になってくる。
この作品群では1作ごとに登場人物を入れ替えながら、それでいて彼らの話題の端々にはそこには出てこないシリーズのほかの登場人物も出てくることで彼らが大きなサーガの一部のようになっていく。今回は4人の男の子たちの共感と友情の物語。