下北沢通信

中西理の下北沢通信

現代演劇やコンテンポラリーダンス、アイドル、ミステリなど様々な文化的事象を批評するサイト。ブログの読者募集中。上記についての原稿執筆引き受けます。転載依頼も大歓迎。simokita123@gmail.comに連絡お願いします。

ビデオ電話で交流する人々を描く連作短編通話劇シリーズ ロロ『窓辺』@Youtube

ビデオ電話で交流する人々を描く連作短編通話劇シリーズ ロロ『窓辺』@Youtube

f:id:simokitazawa:20200419142800j:plain
いつ高シリーズでは上演時間1時間1場劇というルールの縛りのもとにサーガ的な連作演劇を試みたロロの三浦直之がコロナ禍で通常の劇場公演ばかりか、演劇の稽古もできないという逆境を逆手にとったようにビデオ電話で交流する人々を描く連作短編通話劇シリーズ ロロ『窓辺』を開始した。
 ビデオ電話システムのZOOMを通して、交流する人々を描く演劇シリーズをYoutubeで生配信するという仕掛け。とりあえず1回目の配信を見た。見るには見たが、これがどういう仕組みのものなのかは判然としかねる部分が実はある。終了後にアーカイブが残るのかどうなのかなどよく分からない部分があるが、とりあえず1日3回生配信という形でしている。通話劇シリーズ、つまり演劇と標榜しているから収録したものを3回配信するということではなくて、生で演じているものをリアルタイムで配信しているのかもしれない。
 いずれにせよ、これが劇団やアイドルなどがやっている通常の生配信と違うのはここで展開されているのが完全にフィクションであることだ。亀島一徳と篠崎大悟が演じる二人の男はどうやら元同級生。仙台と東京にそれぞれ分かれて住んでいる。電話で交わされるのはとりとめのない話題だが、次第に二人の関係性が明らかになっていくという仕掛けだ。亀島一徳がギターの弾き語りで歌う魔法少女の主題歌っぽい歌が作品全体のアクセントになっていて、いかにも三浦ワールドといった趣きの空気感を醸し出す。ホームページの案内によれば今後もキャストを変えての次の作品が上演されて、「いつ高」的なシリーズ作品となっていきそう。今後の展開が楽しみである。
 

第1話『ちかくに2つのたのしい窓』

脚本・演出:三浦直之
出演:亀島一徳 篠崎大悟

イラスト:矢野恵司
デザイン:佐々木俊
企画・制作:ロロ

  • あらすじ-

高校時代からの旧友である風太と秋乃は、頻繁にオンライン飲み会を開いては、他愛のないおしゃべりで日々のストレスを発散している。ある日、いつものようにくだらない会話で盛り上がっていると…

◎最後に
もし本企画・作品を気に入っていただけましたら、noteへのサポート、または「DONERU」よりドネーション(寄付)いただけますと幸いです。今後の活動資金に活用させていただきます。

note
https://note.com/llo88oll/n/nb7179ad5...
↑こちらの記事下部の「サポートする」ボタンから支援ができます

DONERU
https://doneru.jp/llo88oll.kanri/2