下北沢通信

中西理の下北沢通信

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青年団·こまばアゴラ演劇学校“無隣館”『北限の猿』Bチーム@こまばアゴラ劇場

青年団·こまばアゴラ演劇学校“無隣館”『北限の猿』Bチーム@こまばアゴラ劇場


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作・演出:平田オリザ

(1992年初演)*科学シリーズ第2作

日本の某国立大学の生物学実験室。
遺伝子操作の技術が急速に進む中、猿を人間へと進化させる「ネアンデルタール作戦」はより進展し、作戦をいよいよ実行へと移そうと全国から猿の専門家たちが続々とこの研究室にやってくる。遺伝や進化などの最先端技術の話題から、自分たちの恋愛や結婚といった日常にまで飛び交う雑談。日本が世界に誇る「猿学」から、独自の人間論、日本人論が展開していく。

[日本語上演]*A、Bチームによるダブルキャスト公演

『北限の猿』

Aチーム

渡辺香奈 川隅奈保子 村田牧子 本田けい 中藤 奨 藤瀬典子 森 一生(以上、青年団
石渡 愛 木村トモアキ 黒澤多生 佐藤 岳 名古屋愛 西風生子 山中志歩 和田華子(以上、無隣館)

Bチーム

村田牧子 緑川史絵 岩井由紀子 中藤 奨 西村由花 南波 圭 森 一生(以上、青年団
小野亮子 木村トモアキ 黒澤多生 佐藤 岳 名古屋愛 西風生子 南風盛もえ 坊薗初菜(以上、無隣館)

スタッフ

舞台美術:杉山 至
装置:濱崎賢二 
照明:三嶋聖子
衣裳:正金 彩
字幕:西本 彩
舞台監督:武吉浩二 播間愛子
韓国語通訳:イ・ホンイ
フランス語通訳:平野暁人
宣伝美術:西 泰宏
制作:林有布子 西尾祥子(システマ) 金澤 昭 赤刎千久子

 「北限の猿」の原作というか、ネタもととなったのは立花隆の「サル学の現在」というノンフィクションで、初演された当時はずいぶん話題となっていた著作だった。この舞台に描かれているサル学研究についての新たな知見には日本猿