下北沢通信

中西理の下北沢通信

現代演劇やコンテンポラリーダンスなど様々な文化的事象を批評するサイト。

「CROWN POP Encounter 2020」<1 部>無観客配信ライブ

「CROWN POP Encounter 2020」<1 部>無観客配信ライブ

www.youtube.com

【日時】2020 年 9 月 27 日(日)開演 13:00
【出演】CROWN POP、Awww!、DAN⇄JYO、MELLOW MELLOW(50音順)
【配信】CROWN POP Youtube 公式チャンネルにて配信(※無料)
https://www.youtube.com/channel/UCAZYfzqOFJX2-bOWV06q1CA

Awww!、MELLOW MELLOW、DAN⇄JYOの3組が参加しての対バンライブ。Awww!のライブはオリジナル楽曲初披露の時の配信映像以来だったのだが、予想以上に完成度が高くなっていて、少し驚かされた。このグループの発足で新しくデビューした二人もアイドルとしてのポテンシャルの高さを感じさせた。特に印象的だったのは「Precious One」の歌詞の「立ち上がれ何度でも」という歌詞が今の状況と響きあって心に響いた。TIFでこのグループもスキップできないなと思わされた。
MELLOW MELLOWというグループは初めて見たが、歌とダンスが相当うまくて、まさにダンス&ボーカルグループという感じだ。外部のグループからこういうグループを呼ぶというのはメンバーに見せて刺激にしてほしいんだろうなと思った。少し感じがフィロソフィーのダンスに似ているのじゃないかというのが気になったのだが、どうやら何曲かはフィロノスをインディーズ時代にプロデュースしていた作家陣からの提供曲もあったようだ。ただ、フィロノスがあれだけ飛び出していった中でこの路線で押していくのは既視感が出てしまうのではないかとも思った。技術の高いグループには技術が高いグループなりのプロデュースの難しさがあるのかもしれない。
DAN⇄JYOもデビューのころに見て以来だったが、皆大人っぽくなっていてびっくり。こういうグループをアイドルのように受け取っていいのかに疑問があるのだが、女性メンバーの美人度はスタプラメンバーを上回っているかもしれない。
この日はCROWN POPの山本花織がラストパフォーマンスということで何かコメントでもあるのかと気になったが、夜の第二部があるということもあってここではそうしたことへの言及はいっさいなかった。配信のプラットフォームとしてのYoutubeは不安定で、映像が時折止まるなどの問題はあったが、パフォーマンス自体は気合の入りまくったものだった。
 山本香織の卒業のことについては夜に配信の方で見る予定だが、この日も気合の入ったパフォーマンスを見せてくれていたし、残るメンバーはこれをきっかけに一皮向けて一層の進歩を見せてくれるかもとの予感も感じた。
 CROWN POPはこれまではグループから抜けるメンバーがいるとその都度新メンバーを補充してきたようなのだが、今回はどうなのだろうか。ダンススキルを売りにしているからそこは譲れないところだし、DAN⇄JYOの女性メンバーぐらいの即戦力がいれば話は別だがここはしばらく今のメンバーで押していくのがいいと思うが、かつての私立恵比寿中学や超ときめき宣伝部などを見ても新メンバーの加入が起爆剤になることは間違いないところだが、ファンの人から見たら*1その辺りはどうなんだろうか?

*1:個人的にはももクロから杏果が抜けた時、新メンバーに愛来を加えたらどうかと提案したら、周囲のモノノフから袋叩きになったことがある。そうしたら、ももクロは今とはまったく違うグループになっていたとは思うが、今の愛来の実力を見てみれば、ありえた選択だったとは現在でも思っている。念のために言っておくが、アメフラっシを応援しているし、その方がよかったとは微塵も思ってはいない。