下北沢通信

中西理の下北沢通信

現代演劇やコンテンポラリーダンス、アイドル、ミステリなど様々な文化的事象を批評するサイト。ブログの読者募集中。上記についての原稿執筆引き受けます。転載依頼も大歓迎。simokita123@gmail.comに連絡お願いします。

SUMMER STATION 音楽LIVE AMEFURASSHI / 虹のコンキスタドール

SUMMER STATION 音楽LIVE AMEFURASSHI / 虹のコンキスタドール


 本来はAMEFURASSHIとフィロソフィーのダンスの対バンとして企画されたこの日の「SUMMER STATION 音楽LIVE」。メンバーの体調不良でフィロのスが出られなくなり、急きょでんぱ組inc.の所属するディアステージの後輩組となる「虹のコンキスタドール(虹コン)」が出演することになった。
 虹コンについてはほとんど前知識がないためにYoutubeで最近の楽曲をいくつか見てみたところ、メンバー全員が水着を着てのMVが目に飛び込んできた。でんぱ組とはまったく異なる王道アイドル系のグループなのかもしれない。そうだとすれば個人的にはちょっと苦手なタイプのグループなのだがというのが実際に見る前の印象。

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ただ、実際にライブを見てみると事前に想像していたよりは楽しくライブを楽しむことができた。とはいえ、いつもは4人から5人程度のグループを見る機会が多いため、どのように見たらいいのかが難しいのも確か。大勢のダンサーが参加しているダンス作品を観劇する時も同様なことがいえるのだが、個別認識が困難な状況で全体の動きをつかもうとしてもなかなか難しく散漫な印象になってしまうことが多い。
 それゆえ、とりあえず最初に印象が残った超ときめき宣伝部の菅田愛貴と少し似ているかもと思ったツインテールの人*1とMCで鈴木萌花の友人だと名乗った大和明桜のふたりを中心に全体の流れを追うことになった。人数の多いグループは苦手と書いたのは私は顔で個別に認識する能力が人と比べると弱いということがあって、それでも全盛期のAKB48の当時の主力メンバーや3bjuniorのメンバーはだいたい個別に認識ができていたから、要するに覚える気があるかどうかの問題なのかも。とはいえ、最初のハードルがそれで高くなってしまうのは苦手意識の理由のひとつかもしれない。
 ライブ自体は夏らしいアイドル曲が多くまずまず好感が持てた。ユニゾンよりもソロ部分が多く、圧倒的な歌唱力があるというタイプのアイドルではないがライブアイドルとしての実力はかなりのものだと思わせた。「トライアングルドリーマー」とか、新曲の「マイレージラブサマー」とかいくつか気になる曲もあり、単独公演に行こうとは思わないが、アトジャムではストロベリーステージに登場、佐々木彩夏とFRUITSZIPPERの間にパフォーマンスを行うようでそこでもう一度見てみたいと思った。
 一方、当初から目当てであったAMEFURASSHIのライブは現段階ではベストのセットリストといっても過言ではない充実ぶりを見せてくれた。この後、マレーシアのJAPAN EXPOそして帰国後すぐに@JAM EXPOへの出演が決まっているが、今年の勝負所といえる2つのライブに向けて、準備は整ったというところだろうか。パフォーマンスの時間が30分前後であればこのセトリで押していけば韓国、日本のどのダンス&ボーカルグループを相手にしても互角以上の勝負ができるレベルに来ている。
 「Blow Your Mind」「One More Time」としっとりとメロウで静かな感じで、音楽性の高さを見せつけてはじまったが、中盤の「Drama」「Magic of love」ではダンスの魅力を表現。そして「Tongue Twister」「メタモルフォーズ」「ALIVE」というラストの3曲はこの曲順でやるのは初めてだと思うが、夏ライブならではの圧倒的な盛り上がりを見せつけた。

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M1. Fly Out
M2. Blow Your Mind
M3. One More Time
M4. Drama
M5. Magic of love
M6. MICHI
M7. Tongue Twister
M8. メタモルフォーズ
M9. ALIVE

SUMMER STATION 音楽LIVE
2023年8月8日(火)=LOVE
2023年8月9日(水)≠ME
2023年8月10日(木)私立恵比寿中学
2023年8月11日(金・祝)HKT48(配信あり)
2023年8月12日(土)SKE48(配信あり) / AMEFURASSHI / 虹のコンキスタドール
2023年8月13日(日)STU48

*1:絶対の確信はないが蛭田愛梨ではないかと思う。