木村悠介 新作公演『ハムレットの女たち』＠三鷹SCOOL
木村悠介 新作公演『ハムレットの女たち』＠三鷹SCOOLを観劇。京都造形芸術大学出身の演出家、木村悠介によるプロデュース公演。
シェイクスピア「ハムレット」を下敷きとした作品ということだが、登場する３人の女優はそれぞれガートルード、オフェーリア、ハムレットと名乗る役柄を演じているものの、その要素は原テキストからセリフがところどころ引用されるものの、エウリピデス「トロイアの女たち」など「ハムレット」以外のテキストからも多くのセリフが引用されており、観客としての印象としてはそうした複数の古典テキストのコラージュのようにも感じられた。
原作
作・演出
木村悠介
出演
オフィーリア：今井えにか
ガートルード：柚木佑美
ハムレット：立浪歩佳＊本作に出演予定だった和田華子から出演辞退の申し出があり、9/8時点でそれを受理いたしました。経緯等の詳細は&Co.
WEBにて公表いたします。リサーチ・パートナー
ソチ・ラマパティ・ドゥイヴィッド
日程
10/4（金）
19:00 ＊
10/5（土）
13:00 ☆1 / 18:00 ☆2
10/6（日）
14:00 ☆3＊ = 終演後、オープニング・レセプション
［場内にてご歓談いただけます。簡単なドリンクやスナックをご用意します。
持ち込みも歓迎いたします。ぜひご参加ください。］☆ = 終演後、木村悠介とのゲストトーク
［ゲスト］
☆1 = ソチ・ラマパティ・ドゥイヴィッド
☆2 = 山田せつ子（ダンサー／コレオグラファー）
☆3 = 今井えにか、柚木佑美、立浪歩佳チケット料金
前売：
一般 2,800円
学生＆U30 2,300円
※当日500円増
※学生＆U30は受付にて要証明書提示
※未就学児を含む中学生以下と要支援・介護者の付添人は無料・要事前連絡10.4 - 19:00
10.5 13:00 18:00
10.6 14:00 -
受付開始・開場は開演の30分前
フェミニズム視点から『ハムレット』を批判し、木村自身の新訳や様々なテキストの引用、改作により、男たちの物語、演劇史、社会を告発する新作を上演します。
ベケットや金時鐘、司辻󠄀有香など先鋭的かつ周縁的な作家の言葉をミニマリスティックにストイックに、かつ大胆な切り口で演出してきた木村がシェイクスピアに初めて挑みます。
男たちに翻弄・侮辱され、しかし、自らを貫き、時に策略を巡らす『ハムレットの女たち』は、現代を生きる全ての「女たち」に共鳴し、男たちの世界に反旗を翻し、奪い取る。
