下北沢通信

中西理の下北沢通信

現代演劇やコンテンポラリーダンス、アイドル、ミステリなど様々な文化的事象を批評するサイト。ブログの読者募集中。上記についての原稿執筆引き受けます。転載依頼も大歓迎。simokita123@gmail.comに連絡お願いします。

「コロナ・アイドルサミット~With/Afterコロナのアイドルを考える~」

「コロナ・アイドルサミット~With/Afterコロナのアイドルを考える~」

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 アイドルフェスの主催者(第一部)とアイドル運営(第二部)がZOOMで集まり、コロナ禍における現状と見通しを討議した。両部とも吉田豪が総合司会(MC)を務めた。
 演劇もコロナ禍で苦境にあるとはいえるが、接触イベントがほとんどできないということから、それ以上にしんどい感じなのはアイドル業界かもしれない。第一部ではギュウ農フェスとTIF(TOKYO IDOL FESTIVAL)の現況が語られたのだが、実はこの時点では「開催の方向で検討中」としていたのが、このシンポジウムの終了後すぐに中止とオンラインでの開催*1が発表され、配信ではぎりぎりそれを可能性として匂わせた部分はあるものの、決定した中止を踏まえてという風にはならなかったのが少し残念だったかもしれない。
 参加者の中にエピ中、ukkaを率いる藤井ユーイチ (スターダストプロモーション)が含まれており、彼がどのように考えているのかに興味があったのだが、8月16日に私立恵比寿中学が無観客ライブの配信をするものの、「単独での配信ライブはこれで最後にしたい」などとして、ツアー中止になったスケジュールなどはオンラインフェスなど外部の企画への参加はあっても、配信コンテンツを継続していくことはあまり考えていないと強調していたのが興味深い。これに対しては他陣営の運営もライブの配信は最初は課金してみてくれても、常態化してしまえばそれをお金を払ってみるということにはなりにくいなどとしており、配信コンテンツのマネタイズが容易なものではないということも感じられて興味深かった。
 話に出た中で興味を惹かれたのは「控室」問題として取り上げられた問題。コロナ対策における衛生観念がある程度共通している同じ事務所であれば「控室」を共有することは「三密」対策や消毒などを心がけたうえで、可能な場合もあるが、不特定多数のアイドルグループが同じ空間を共有することはそれぞれの文化の違いもあり、かなり困難であることだ。
 ここから先は私の予想にすぎないが、そうだとするとこれからはこれまでは年1回あるかどうかのスタダフェスを除けばあまり積極的には手掛けてこなかったももクロも含まれたスタプラグループ同士の対バンイベント的なものもこれまでよりも増えてはくるのかもしれない。

出演
吉田豪 (プロインタビュアー)
藤井ユーイチ (スターダストプロモーションスタプラチーフプロデューサー)
濱田俊也 (アイドルコンテンツプロデューサー)
菊竹龍 (株式会社フジテレビジョンTOKYO IDOL FESTIVAL総合プロデューサー)
ギュウゾウ (電撃ネットワーク・ギュウ農フェス主催)
本間翔太 (合同会社SOVA代表・tipToe.プロデューサー)
へなぎ (株式会社トイプラ代表取締役社長・煌めき☆アンフォレントプロデューサー)

日時:2020年7月29日(木) 19:00配信開始 2部制 (予定)
視聴方法:YouTube Live
視聴費用:無料
主催:COJIRASE LUNCH BOX


tipToe. (ティップトウ) 2019/10/05 ギュウ農フェス秋のSP @新木場STUDIO COAST

煌めき☆アンフォレント アットジャムEXPO2019 ブルーベリーステージDay1 20190824

数字から素人でも簡単に分かること。東京都内の新型コロナウイルス感染者数推移

数字から素人でも簡単に分かること 東京都内の新型コロナウイルス感染者数推移

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 これはもう常識のようなものだと思っていたのだが、意外とそういうリテラシーもない人もいるんだろうか。上の表の数字は縦に(つまり曜日ごとに)見ていかないと意味がない。曜日ごとに調査数の差があるから前日比は上下するけれど、縦に見ればほぼ一貫して、増加し続けているし、週計では単調増加(減ったことは一度もない)のが分かる。一方、下のリンクから東京都の発表した数字を見てくれれば分かるが、検査数は単調増加していないし、特に最近は減っている傾向が分かる。どう考えても、コロナ感染が拡大しているのは明白だろう。ちなみに29日は250人。やはり、先週の238人より増えている。となるとルール通りなら明日は400人超の可能性大いにありか*1
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 ちなみに死亡数はまだ少ないが、重症患者数はじりじりと増えつつあり、このまま放置したら増えていくのは必然。細かい対策はいろいろやっているみたいだけれど、一時的に収束に向かうような効果がまったく出てないのも明らか。
 ツイッターの一部では日本にだけしか通用しない「PCR検査は意味がない」論が蔓延しているが、ここ*2に引用した記事はそれが間違いでデマであることを論証している。私は感染症の専門家でもなんでもないが、京大工学部(化学系)の卒業者として、一読きわめて説得力があると思う。もし、これが間違いだという論者がいるならばこれを書いた人が感染症の専門家じゃないからとか、医者ではないからなどという理由ではなく、数学的、論理的にこの部分が誤りとはっきりと反証してみてほしい。
 最近のネットではPCR検査を早急に増やすことが必要などと論じるとかならずPCR不要論者からのクソリプがついてくるが、彼らの大部分は一部の専門家の誤った結論(数学的な誤りがある)をそのまま繰り返すだけで、自分で検証してはいないように思われる。コロナ感染がどういう段階にあるにせよ、放置しておいて減ることはほぼ絶対にない。これは一番最初に書いたように高度な数学などを使わなくても小学校で習う算数でも分かることだ。最初にこの記事を書いた時に「400、500と増えていくのは時間の問題だろう」と書いたが、400人はすでに超えた。東京では8月中に増え、1000人を超えるのは時間の問題であろう。重症化率も致死率も今以上にどんどん下がるという理由がないので、これも徐々に増えていくと考えるのが極めて論理的な帰結だ。論拠のきわめて薄い希望的観測にしがみつくのはやめるべきだろう。
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そして、続いて8月2日は292人。昨日より減ったと喜んでいる人がネット上で散見されるけど、ここまでずっと書いてきたように数字は上下比較で見ないと意味ない。相変わらず今まで通りに増えてきている。週計の比較でも増加は続いている。検査数はずっと増え続けてはいない。拡大基調は明らか。

*1:実際には367人と400人には届かなかったが、400、500と増えていくのは時間の問題だろう。減る要因がないから、減るはずがない。

*2:news.yahoo.co.jp

TEAM SHACHI(シャチ)/ Spectacle Streaming Show "ZERO"@YOUTUBE

TEAM SHACHI(シャチ)/ Spectacle Streaming Show "ZERO"@YOUTUBE

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TEAM SHACHI TOUR 2020 ~異空間~:Spectacle Streaming Show ”ZERO” [2020.07.28]

01. SURVIVOR SURVIVOR

02. DREAMER

03. Hello, TEAM SHACHI

04. ROSE FIGHTERS

05. わたしフィーバー

06. You!

07. よろしく人類

08. カラカラ

09. シャンプーハット

10. かなた

11. Rocket Queen feat. MCU

12. Rock Away with ヒダカトオル

13. なくしもの with ヒダカトオル

14. BURNING FESTIVAL

15. こだま

16. ULTRA 超 MIRACLE SUPER VERY POWER BALL

17. We are...

18. Cherie!

19. グラブジャムン

20. 眠れないナイNIGHT!

21. AWAKE

22. START

23. 抱きしめてアンセム

24. MAMA

EN. Today

 スターダストプロモーション所属のTEAM SHACHI(シャチ)の無観客ライブ配信。チームしゃちほこ時代はライブにもけっこう頻繁に出かけていて、スタダではももクロに次ぐ推しグループだった時期もあったのだが、新体制に代わってからは「出張!冬の台場クリスマスライブ~全速前進 聖なる本編~」@東京・Zepp Tokyo *1を最後に単独ライブには出かけてなくて、逆にたこやきレインボー(たこ虹)、アメフラっシなど後輩グループへの関心が高まっていたこともあり、配信とはいえひさしぶりの生ライブ観戦となった。
 実は生ライブ観戦と書いたけれど、厳密にはそうではなくて、ライブの開始時間を間違えていたという失態も冒した。ようやく先ほどライブを見終わったところだが、ひさしぶりに見てなぜもともとこのグループが好きだったのかを思い起こさせるとてもTEAM SHACHIらしい魅力に溢れたライブであったと思う。
 スターダストプロモーションのアイドル部門であるスターダストプラネット所属のアイドルグループの主戦場はライブであって、今回のコロナ禍の状況で、各グループは最大の武器を奪われて、苦悩の日々を送ってきたが、リーダー格であるももクロが無観客での高城れにソロライブとももいろクローバーZのライブを開始したの皮切りに所属各グループはライブ活動を再開している。
 これまでそうしたライブ配信をいくつか見てきたのであるが、ここの各グループは全体としての統一されたフォーマットがあるというわけではなく、それぞれがグループの個性を生かしながら、活動しているのも特徴。こうした点から、それぞれのライブの色合いが異なるの特色もあり、そのために意図的なものとはいえないのかもしれないが、例えばたこ虹のライブは以前会場全体をクラブのダンスフロアにするというコンセプトで開催されたツアーのリニューアルバージョン「CLUB RAINBOW‘20」(7月12日)*2として、クラブDJとしてCMJKが参加、その臨場感において、ももクロが最初に開催した無観客ライブを凌駕するような完成度を見せつけた。
 それに対抗するようにももクロ佐々木彩夏が開催したソロライブ「A-CHANNEL」は通常のライブとは異なるコンセプトのもので、複数のイベント空間がある大箱のクラブ会場を借り切り、そこにスタジオのようなセットを持ち込み、会場を移動しながら撮影するというこれまで見たことのない配信ならではライブを開催し、そのクオリティーにおいて先輩の底力を見せつけた。
 それに対して、今回のTEAM SHACHIのライブ「 Spectacle Streaming Show "ZERO"」はまさにストロングスタイルで音楽ライブの持つ底力を見せつけるもので、8月2日に夏の配信ライブを控えたももクロ陣営に対して、まさに正攻法で挑戦状を叩きつけたように思えたライブであった。
 TEAM SHACHIの前進だったチームしゃちほこは超攻撃的な戦闘集団と言ってもいい性格を持ち、当時の運営も「打倒ももクロ」を旗印に掲げている感があり、そういうところに惹かれて興味を持っていた部分もあった。そして、今回のライブはブラス隊(ブラス民)と生バンド(バンド民)を背後に背負って、攻撃的なライブを行う時のこのグループの無敵感をひさびさに思い起こさせるところがあって、若手も次々台頭している中でも「私たちもここからガンガン行くんだ」という気持ちがびんびんに伝わってくるものでもあった。 
 チームしゃちほこからTEAM SHACHIに移行した当初の印象では生演奏やブラス民を生かせるロック色の強い楽曲が中心になり、しゃちほこ時代の曲は積極的には歌わないのかなとの印象もあったのだが、今回のセットリストなどを見るとそういうことではなくて、ただ、メンバーが大人になってきていることを反映して、「恋人はスナイパー」などキャラ色の強いものは歌われなかったが、この日はアイドル色の強い「シャンプーハット」「Cherie!」もアレンジを変えて披露されるなど、歌わないということはないのが定着してきたようだ。

母が逝去

本日(7月25日)、実母である中西やす子が逝去いたしました。実家のある西尾(愛知県)にて葬儀を営むため、しばらくの間帰省することになりました。通夜、告別式などはコロナ禍の状況も鑑み、家族葬とさせていただくことにいたしました。
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『納涼!夜まで生ももクロ♡ファンが選んだベストライブを一緒にみようZ&重大発表SP』@AbemaTV

『納涼!夜まで生ももクロ♡ファンが選んだベストライブを一緒にみようZ&重大発表SP』@AbemaTV

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「ニコS」のたこやきレインボーの回の感想で「このまま行くと今年は「夏S」あるいは「初S」の無観客配信をやる可能性もあるわけだが、それをどのプラットフォームで行うかは結構微妙な状況。有料配信などの対応がどうなっているのかという問題はあるけれど、これまで付き合いが深くて、今年はあまり組んでないAbemaTVも組んでくる可能性はあるし、ペイパービューではないけれどBS日テレフジテレビNEXTなども年末のももいろ歌合戦やAYAKARNIVALも含めて水面下での探り合いが始まりそうだ」と書いた。
 この時は「夏S」あるいは「初S」があるとしてその無観客配信についてのことを書いたのだけれど、AbemaTVもやはり黙っていなくて、夏ライブ「ももクロ夏のバカ騒ぎ2020~配信先からこんにちは~」(8月2日開催)はAbemaTVを通じての配信となった。その時点では分かってなかったのだがAbemaTVには有料放送のフォーマットはあって、LDHの配信ライブがそこを通じて配信されていたようで、多人数同時視聴の際の安定度はニコニコ生放送GYAOなどの同業他社と比べてあるのかなと思う。
 この日は配信ライブの宣伝番組なのではあるが、ももクロが自分たちのライブ映像を見ながらコメントし、それを一緒に放送するというスタイルのコンテンツは既存のライブ映像の再活用ににもかかわらずすでにポストコロナのももクロ陣営にとってはキラーコンテンツとなりつつある。
 以前も書いたけれど、このスタイルはモノノフを武道館に呼び、ももクロと一緒に最近開催されたライブを見るという「ももクラシック」というイベントとして開催されたのが最初。その後は配信コンテンツなどでたびたび企画され、最近ではニコニコ生放送で映像コンテンツが発売されたばかりの「ももクロクリスマス2019」の映像を一緒に見ようという企画が開催されたばかりだ*1
 今回見たのはファンの投票によって選曲されたベストライブアルバムの元になったライブ映像。ももクロの最近のライブの総集編と言っていいものだ。ライブ映像自体はももクロをあまり知らない人にとっても、最近のももクロを知ってもらうにふさわしい内容だ。
 しかし「メンバーのライブ鑑賞はももクロでは時折やられる企画なのだが、相変わらずメンバーの誰一人としてまともにはライブ自体を見ていないし、自分たちで話をし始めるとそれに夢中になってライブのことなどそっちのけになってしまう」とその時に書いたが、今回も映像が流れている間中もメンバーは話し続けていて、ライブ映像を見る番組というよりはメンバーのわちゃわちゃを見る番組となっている。
 とはいえ、ライブができないでいる状態で、メンバーがリアルタイムでのファンの書き込みを拾いながら一緒に盛り上がるという形式はファンのとっては生ライブの次に求めているものといっていいのかもしれない。論より証拠。AbemaTVの視聴者数カウントは同時視聴ではないから割り引く必要があるけれど、約2時間の番組中、20万人超の視聴者数をたたき出し、twitterのトレンド2位も記録している。これはプラットフォーム側から見たら垂涎のコンテンツと言えるだろうし、夏ライブ以降にスタプラの企画でも争奪戦が始まりそうだ。

【ももクロによる重大発表!&アナウンス動画】ABEMA PPV「ももクロ夏のバカ騒ぎ2020 配信先からこんにちは」

 

ウンゲツィーファ「一角の角」@吉祥寺シアター(Youtubeアーカイブ)

ウンゲツィーファ「一角の角」@吉祥寺シアターYoutubeアーカイブ

吉祥寺シアターとの共催で行った無観客での演劇公演。7/15〜7/19毎晩20時から10〜15分程度の演劇のシーンをLIVE配信。リアルタイムでは結局一度も観ることはできなかったが、期限付きで配信映像のアーカイブが見られるということで、見てみることにした。
配信演劇としてはZOOM演劇的なものか、通常の演劇の無観客配信かどちらかに二分されるような傾向があるなかで、劇場からの配信ではあるが、劇場のロビーや通常は客席となっている空間に様々な舞台美術、小道具を持ち込んでの箱庭演劇のような趣向であった。
休業中で劇場としては開いていない吉祥寺シアターの空間を縦横無尽に活用し、映像作品ならではのカメラワークを活用したのが面白い。ただ、物語自体は登場するキャラのほとんどがこうもり、たぬき、猫、犬といった動物であり、表題の「一角の角」の一角(いっかく)とはイッカク科イッカク属に分類される鯨類であり、クジラなのかイルカなのかと思い調べたが、鯨類ではあるが普通のクジラとは異なる独立した種であるらしい。
 ここに出てくる動物たちはいかにも寓話的にも見えるが、メタファー的な寓意があるというわけでもないようだ。そのため、物語的には単純にストーリー的な意図を受け取りにくく、不思議なイメージの絵画を鑑賞した時のような観劇後の印象。10分強の連作として見ていればまだ見られたかもしれないが、1時間強の映像として見るには若干途中で集中力が切れかけるような瞬間も何度かあったといわざるをえない。コンセプトは面白かったが、作品として評価すると正直厳しい部分もあった。

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◯脚本・演出
本橋 龍

◯劇生(出演)
畦道きてれつ、石指拓朗、黒澤多生、近藤 強、豊島晴香、西留 翼、星 美里、松井 文 他


◯あらすじ

住宅街に住むヒトと住宅街に棲む動物たち。

ヒトは自分が生きていくこと、それによりテリトリーを広げていることに悩んだりする。動物たちはあっけらかんと、その隙間に棲みつく。

一匹のタヌキが、「遠くの遠くに海があって、そのまた果てしなく遠くの端っこにはイッカクっていう動物がいるんだって」と言った。ボクはそいつと会うことなんて、ないのだ。

一人のヒトが、「なんで僕らの御先祖さまは、種の繁栄を選んだのだろう」と言った。ボクは意味がわからなかったけど、彼の目の玉は潤っていて、キレイだなぁって思った。


◯スタッフ

舞台監督:黒澤多生
音:SKANK /スカンク
照明:小駒 豪
制作:阿部りん
映像:和久井幸一、他

協力:青年団、レトル、Nibroll
主催・企画制作:ウンゲツィーファ
共催:吉祥寺シアター(公益財団法人武蔵野文化事業団)

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[吉祥寺からっぽの劇場祭] ウンゲツィーファ『一角の角』アフタートーク

ニッポン放送 ホリデースペシャル『太田胃散プレゼンツ スタプラアイドルラジオ』

ニッポン放送 ホリデースペシャル『太田胃散プレゼンツ スタプラアイドルラジオ』

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【出演者】
MC:吉田尚記ニッポン放送アナウンサー)、玉井詩織佐々木彩夏ももいろクローバーZ)、三田美吹(CROWN POP)



私立恵比寿中学真山りか
TEAM SHACHI:秋本帆華
たこやきレインボー根岸可蓮
ばってん少女隊:希山愛
超ときめき♡宣伝部:小泉遥
Awww!:播磨かな
アメフラっシ:愛来
ukka:芹澤もあ
いぎなり東北産:橘花
CROWN POP:藤田愛理
B.O.L.T:高井千帆

陽性率が下がっているから大丈夫といまだに言ってる人がいる

陽性率が下がっているから大丈夫といまだに言ってる人がいる


 上記のツイートは竹内久美子氏のもの。学者とは思えない内容である。4月と比べてるようだが、ほとんど無意味な比較。検査数と感染者数の関係、つまり陽性率が問題ならば「検査数に対する陽性者数の少なさが一目瞭然」とか印象論ではなく、その比率(陽性率)が問題となってくる。
 下は東京都の出している検査数と陽性率のデータ。「マスコミは感染者数ばかりを報道するな、陽性率が下がっているから感染者は実質減少している」などといまだに言っている人がいるが、検査数が少なすぎて有意の数字が取れない4月を無視すれば、ここ数日は若干横ばいの日が続いていたが、7月20日には陽性率6.5%まで上昇。5月の後半以降の数字を見れば陽性率は徐々に上がっているという傾向は明白である。つまり、検査数が増えたために、感染者数が増えているのではなく、感染自体が広がっている。
 マスコミへ文句を言って悦に入るのではなく、東京都のデータを見てほしい。ホームページに一般公開しているのだから。

stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp
 きょう(7月23日)の東京の新規感染者数は366人。これでも「コロナはただの風邪」とか「非常事態宣言を出す段階ではない」「死者が出ていないから」とか言っている人たち。無能無策の政府と心中するということでしょうか。まだ、出してはいないけれど、市中感染の比率とか、陽性率もたぶん上がっているよね。マスコミは報道しろじゃなくて、東京都の出してくる数字を自分で確認して注目してほしい。ツイッター読める人は全員自分で読めるはずなんだから。
stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp

無観客ライブ配信「TEAM SHACHI TOUR 2020〜異空間〜:Spectacle Streaming Show “ZERO”」開催1週間前企画 〜TEAM SHACHIのオーディオコメンタリー〜【期間限定ライブ映像】

無観客ライブ配信「TEAM SHACHI TOUR 2020〜異空間〜:Spectacle Streaming Show “ZERO”」開催1週間前企画 〜TEAM SHACHIのオーディオコメンタリー〜【期間限定ライブ映像】

【配信日時】7月21日(火)19:00~

【配信URL】
youtu.be