下北沢通信

中西理の下北沢通信

現代演劇やコンテンポラリーダンス、アイドル、ミステリなど様々な文化的事象を批評するサイト。ブログの読者募集中。上記についての原稿執筆引き受けます。転載依頼も大歓迎。simokita123@gmail.comに連絡お願いします。

2003-01-01から1年間の記事一覧

「アリクイの目」

「アリクイの目」はブラジル人による舞踏集団。外国人が舞踏というのでもどきのインチキ舞踏のようなものを予測していったら、明らかにインディオのダンスのような舞踏以外の要素のダンスも入っているので全体として舞踏かどうかは議論の余地もあるが、パフ…

アリクイの目とロヲ=タァル=ヴォガ

京都ビエンナーレ「アリクイの目」(3時〜、京都芸術センター)、ロヲ=タァル=ヴィガ「isotope」(7時〜、姫路・ひろめ広場carvan serai)を観劇。

燐光群「CVR チャーリー ヴィクター ロミオ」@アイホール

土曜日だが朝から仕事。終了後、燐光群「CVR チャーリー ヴィクター ロミオ」(7時〜、伊丹アイホール)を観劇。 昨年、東京のザ・スズナリでの初演を見そこない、評判がよかっただけに気になっていた舞台をようやく見ることができた。飛行機事故の際ボイス…

「姑獲鳥の夏」(京極夏彦、講談社文庫)イアン・ランキン「A Good Hanging and Other Stories」

帰阪してそのまま仕事。「姑獲鳥の夏」(京極夏彦、講談社文庫)ISBN:4062638878 を再読。 1992年出版のイアン・ランキンのリーバス警部もの短編集「A Good Hanging and Other Stories」を読了。というか、正確に言えばエジンバラに行った時に読んでいて最後…

東宝ミュージカル「十二夜」

東宝ミュージカル「十二夜」(帝国劇場)は一時期のロンドンミュージカルのような重厚さは全然ないけれどシェイクスピアのコメディをうまく料理して最近の東宝制作のオリジナルミュージカルのなかでは出色の出来映えではないかと思った。鏡を多用した演出プ…

枇杷系(天野由起子振付)「ユメノタニマ」

東宝ミュージカル「十二夜」(帝国劇場)、枇杷系(天野由起子振付)「ユメノタニマ」(7時半〜、麻布ディープラッツ)を観劇。 作=天野由起子 出演=加藤奈緒子 山本彩野 カワムラアツノリ 天野由起子

ローザス「レイン」@びわ湖ホール

朝から仕事の後、びわ湖ホールでローザス「レイン」を見る。 振付:アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル 音楽:スティーヴ・ライヒ「18人の音楽家のための音楽」(1976) 美術・照明:ヤン・ヴェルスウェイヴェルト 衣装:ドリス・ヴァン・ノッテン 制作助…

仕事でミスして

仕事の方で大きなミスをやらかして落ち込んでいる。我ながら情けないのひとことである。

京都ビエンナーレ演劇公演「宇宙の旅、セミが鳴いて」

その後、京都ビエンナーレ演劇公演「宇宙の旅、セミが鳴いて」(6時〜、京都芸術センター)を観劇。

京都ビエンナーレ美術展示

京都ビエンナーレ美術展示を鑑賞。

イアン・ランキン「Strip Jack」

イアン・ランキン「Strip Jack」をやっとのことで読了。以前にも書いたがエジンバラを舞台にしたリーバス警部シリーズの第4長編である。日本では第7長編の「Let It Bleed」以降は全部翻訳されているが、それ以前の長編には翻訳はなく、原書で読んでいると…

BABY-Q「Z←・Z 滑稽な独身者機械」

BABY-Q「Z←・Z 滑稽な独身者機械」(3時半〜、伊丹アイホール)を観劇。 BABY-QはHIGASINO YOKOの率いるダンスカンパニー。以前から気にはなっていたのだが、公演は今回初めて見た。音楽、映像などクラブっぽいのりを組み合わせてのコラボレーション的志…

フィリップ・ドゥクフレ「イリス」

フィリップ・ドゥクフレ「イリス」も面白かった。これまで彼の作品は4本見ているのだけれど(ミュージカルを入れれば5本)、これはこれまで見た中で間違いなく最高傑作だ。特にリアルタイムで処理されたダンサーの映像を生のダンサーと組み合わせて構成し…

ポかリン記憶舎リーディング「幸福な王子」

ポかリン記憶舎リーディング「幸福の王子」はパンフのクレジットを読むとポかリン記憶舎の常連とはいえreset-Nの看板女優、町田カナの構成・演出・出演によるオスカー・ワイルドの童話「幸福な王子」の朗読である。面白いのは着物を着て演じているという印象…

ポかリン記憶舎とドゥクフレ

ポかリン記憶舎リーディング「幸福な王子」(3時半〜、船橋@道祖神社内道祖会館)、フィリップ・ドゥクフレ「イリス」(6時〜、兵庫県立県民大ホール)を観劇。

ニュートラル「ふしぎのとも」

ニュートラル「ふしぎのとも」を大阪市芸術創造館で観劇。 1990年代後半の関西演劇を代表する存在であった演劇ユニット、ニュートラルの活動休止期間をへての復活公演。基本的にミニマルで削ぎ尾としたような表現で会話劇を基調にしたスタイルを取っていたニ…

ニュートラルを観劇

朝から仕事。6時間近くは眠ったはずなのだが、疲れが残っていて取れない。身体のふしぶしも痛いのは風邪の引きかけの前兆だろうか。気を付けることにしたい。 10月5日の大阪日記(http://d.hatena.ne.jp/simokitazawa/20031005)に新国立劇場バレエ「THE CH…

「シャーロック・ホームズ最後の挨拶」

「シャーロック・ホームズ最後の挨拶」(短編集、ハヤカワ文庫) を読了。もともとは収録作品「フランシス・カーファクス姫の失踪」がエジンバラで見た「SHERLOCK HORMES The Delicate Art of Murder」の原作だったので、元のストーリーを確かめてみようと買…

レ・アポストロフィ「ア・コール ふたりのソリストのためのために」

レ・アポストロフィ「ア・コール ふたりのソリストのためのために」を京都府民ホールALTIで見る。客入りが心配との話もあったが、ふたをあけて見れば超満員で立ち見までが出る盛況ぶりである。複数の白いボールを自由自在に操るジャグラーとミュージシャンと…

レ・アポストロフィを見る

朝から仕事。深夜のサッカー観戦もあり、寝不足ぎみである。仕事の後、京都芸術センターに行き、京都ビエンナーレの美術展示を見る。この日はあまり時間がなく、30分程度で駆け足で回ったので、もう、一度しっかり時間を取って見直したいと思う。

日本代表対チュニジア代表

仮眠を取った後、深夜(というより4時半だから未明だろうか)に起きて、サッカー 日本代表対チュニジア代表をテレビ生観戦。ひさしぶりの勝利だが、良かったのは勝ったということだけ。柳沢の得点は落ち着いていて見事だったが、バックラインのクリアがたま…

午後起きて仕事に行く

この日も前日明け方まで知人とバーで話していたため、明け方に就眠。午後起きて仕事に行く。弘前劇場「季節のはざま」の下北沢通信スペシャルレビュー執筆のため劇団に台本を送ってもらうように依頼する。月に1本は四千字程度の本格的レビューを掲載する(…

歌舞伎を見逃す

京都の南座十月大歌舞伎を見る予定だったのだが、前日遅かったので断念。夕方に起きて仕事に向かう。 新国立劇場バレエ「CHIC」の感想を加筆。維新派「noctrne 月下の散歩者」の感想(レビュー)を下北沢通信サイト(http://member.nifty.ne.jp/simokitazawa…

「平らな時代 おたくな日本のスーパーフラット」(永江朗著)

「平らな時代 おたくな日本のスーパーフラット」(永江朗著)を読了。著書とホンマタカシ(写真)、アトリエ・ワン(建築)、会田誠(現代美術)、堀越高樹(キリンジ=音楽)ら10人の気鋭のクリエイターとの対談集である。表題のとおりに「スーパーフラット…

帰阪し仕事

東京から新幹線(のぞみ)で帰阪し仕事。品川停車はそれほど意味ないじゃないかと思っていたのだが、渋谷方面からけっこう便利になっている。

青年団「南島俘虜記」

青年団「南島俘虜記」はひさびさに見る平田オリザの新作である。平田オリザの青年団における近作を挙げると「海よりも長い夜」(1999 4-6)、「ソウル市民」(ここで中断)

新国立劇場バレエ「THE CHIC」

新国立劇場バレエ「THE CHIC」 第1部 シンフォニー・イン・C 振付:ジョージ・バランシン 音楽:ジョルジュ・ビゼー 《第1楽章》 酒井はな, マイレン・トレウバエフ 高橋有里, 西山裕子, 江本拓, 高木祐次 《第2楽章》 志賀三佐江, 奥田慎也 寺島ひ…

新国立劇場バレエと青年団

新国立劇場バレエ「THE CHIC」(2時〜、新国立劇場)、青年団「南島俘虜記」(7時〜、こまばアゴラ劇場)を観劇。

弘前劇場「季節のはざま」

弘前劇場「季節のはざま」はひさびさに実験的な手法がふんだんに盛り込まれた刺激的な舞台であった。それゆえこの舞台については劇団に依頼して台本を手に入れたうえで本格的なレビューを書くつもり。それゆえ、ここではさわりを。 長谷川孝治=弘前劇場版の…

ローザス「ワンス」

ローザス「ワンス」を観劇。 振付・出演:アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル 振付助手:マリオン・バルスター 音楽:ジョーン・バエズ「ジョーン・バエズ・イン・コンサート パート2」 美術・照明:ヤン・ヨリス・ラメール 衣装:アンケ・ロー 芸術監督…