青年団
青年団第101回公演『阿房列車』(2回目) 原作:内田百閒 作・演出:平田オリザ@こまばアゴラ劇場 内田百閒の『阿房列車』を基に平田オリザが書き下ろし、いき座に書き下ろした作品を改めて青年団が上演。 何もすることがない。手足を動かす用事はない。ただ…
青年団第94回公演「ソウル市民」(2回目)@こまばアゴラ劇場 青年団第94回公演「ソウル市民」@こまばアゴラ劇場を観劇。舞台の印象については前回の劇評で書いたから、今回は少しこの作品の構造について分析してみることにする。 「ソウル市民」ではひと…
青年団第96回公演「日本文学盛衰史」@吉祥寺シアター 青年団「日本文学盛衰史」*1の5年ぶりの再演。初演はつい先日のように記憶していたが、その間に青年団の本体は豊岡に移転、コロナ禍もやってきて、初演時に雄姿を見せていた志賀廣太郎氏が物故されてい…
青年団第92回公演「S高原から」(2回目)@こまばアゴラ劇場 平田オリザの作品は特定の文学作品を下敷きにしていることが多いが、「S高原から」はトーマス・マンの長編小説「魔の山」を下敷きにしている。やはり、平田の代表作である「ソウル市民」はトー…
志賀廣太郎さんが逝去 青年団所属の俳優、志賀廣太郎が亡くなった。青年団には1990年、41歳で「光の都」に出演したのが初めてで、正式に劇団員になったのは1993年のことだった。私が最初に青年団の舞台を見た「ソウル市民」(1993)では劇団員になったばかり…
「ポストゼロ年代演劇の新潮流② 青年団 平田メソッドと俳優 ゲスト:河村竜也、大竹直」@SCOOLセミネールin東京vol.5(準備資料) 俺たちはロボットじゃない。青年団俳優はどのように演技を構築しているのか。 La Métamorphose de Kafka au Japon: un robot…
青年団リンク 玉田企画・玉田真也演出 映画美学校アクターズ・コース 2017年度公演「S高原から」(作・平田オリザ)@アトリエ春風舎 『S高原から』という作品は、不治の病に侵され、その治療のためサナトリウムに住んでいる人たちの日常を描いた作品です。…