下北沢通信

中西理の下北沢通信

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浪江女子発組合 新春ニコ生スペシャル@ニコニコ生放送

浪江女子発組合 新春ニコ生スペシャル@ニコニコ生放送

 浪江女子発組合 はあーりん(佐々木彩夏)とアメフラっシとB.O.L.Tの年長メンバーにより構成されているのだが、ライブは配信などで見ていてもこれまでこういうバラエティー系の企画はあまりなかった。
 そういう意味では面白かった。それぞれのグループが単独で同種のイベントをやる時とは多少役割分担が変わっていて、特にゆず(市川優月)がアメフラっシでは役割分担的に憎まれ口ばかりを叩いている印象が強かったのだが、最後の占いの結果に素直に喜んでいる姿などを見るとアイドルらしいし、意外と可愛いんだなと思い、それは新たな発見だった。アメフラっシはこの日は愛来が食あたりでの体調不良で欠席だったためにそれも少しおとなしく見えた一因かもと思った。
 このメンツだとトークではまだあーりんとの間に遠慮や距離感が感じられる。とはいえ、スタプラであーりんに対して突っ込みを入れられるのは堀くるみか播磨かなぐらいじゃないかとも思う。逆にいえばこの二人に対してはももクロメンバーがいくらきつく突っ込み返したとしても相手は受けて対応するだろうという信頼感はあると思う。ゆずはやはりまだあーりんだけではなく、B.O.L.Tの二人に対しても遠慮がある感じがあるし、はなとの関係性はあるがゆずが行けないとはなも動けないし、一番プロレス的に行きやすいのはゆずはな対愛来のアングルなのでそういう意味では愛来の欠席はゆずはなにとっても大きかったかもしれない。
 番組展開的には占いの今回の順位付けはよかったんじゃないかと思う。ゆずはなはネガティブ思考の傾向があるので最下位だと「どうせ私はとマジでへこみそう。萌花は落ち込んだだろうが、意外と反発力がありそう。とはいえ、例えばももクロならこういう順位づけの時高城れに百田夏菜子という二人の鉄板がある。特にこの手のランキングで最下位になることが多い高城れにには絶品のへこみ芸があり、ゆずはながこれを習得できればバラエティーの時の幅が広がるはずなのだが。

●浪江女子発組合とは
「浪江発の風に乗せて、あなたに届きますように」
日本全国にあたたかな笑顔を咲かせる7人。
それが「浪江女子発組合」略してJA浪江です。
イメージカラーは浪江町の花「コスモス」、
女子ならではのスタンスで浪江の今を伝えます。
総合プロデューサーはももいろクローバーZ佐々木彩夏です。

佐々木彩夏
愛来
市川優月
小島はな
鈴木萌花
内藤るな
高井千帆

OFFICIAL SITE:https://www.janamie.com/
Twitter:@janamieofficial

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