浪江女子発組合 出張公演「297kmのうた」＠横浜ベイホール（配信）
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所属グループ「Awww！」が10月いっぱいで解散、アイドルとして三度の解散を経験、自らを自虐的に「流浪のアイドル」と自称していた播磨かなが浪江女子発組合に新加入。続けたかったアイドル活動を続けていけることになった。結果的に３Bjuniorの元メンバーがそれぞれ様々な去就をへて、ここに再集結することになったわけだが、Awww！解散理由の真相などまだ納得のいかない部分はあるけれど、とりあえずいい着地点が見つかったと思う。
播磨は「あーりんさんに誘われた」としていて、それは嘘ではないのだろうけれど、れにちゃんのラジオ番組のピンチヒッターに突然抜擢された*1ようにAwww！解散の報を聞いて、播磨のタレント性の高さを以前から評価していた川上アキラマネージャーがその才を惜しんであーりんと相談して手を差し伸べたのではないかと思う。
逆に考えてみれば浪江女子発組合としてもアメフラっシ、B.O.L.Tともにグループとしても勝負どころで忙しくなってスケジュール調整が難しくなっているなかでMC能力やタレント力に長じた播磨がいわば「浪江」専従メンバーとしてフル活動できる*2ということはグループの機動性という意味でも非常に大きな武器になるのではないかと思う。「浪江」在住メンバーとしてどうかなどの声も出ているものの、彼女はまだ大学生だからそれは難しいとは思うが、コロナ流行状況にもよるが、「浪江」レポーターや福島のももクロ春の一大事への先遣隊として現地と東京を頻繁に往復したり、地元テレビ局などにも出演するなど福島と東京のつなぎ役の役目を期待することも可能ではないかと思う。
考えてみれば播磨だけでなく、浪江女子発組合はあーりん（佐々木彩夏）を除けば全員が所属グループの解散を経験してそれでもアイドルを続けることを選んでまだまだ這い上がろうとしている「雑草集団」である。佐々木以外全員がそれぞれの道に分かれたけれど、いわば川上アキラ直系のスターダストプラネット本流の３Bjuniorの出身で、全員一度は苦杯をなめたことのある彼女らが助け合って日本武道館に立つというのはいかにも川上アキラ好みの物語ではないだろうか。ももクロは国立競技場や紅白歌合戦はともかく、あまりにも簡単に日本武道館を通過してしまったので、そういう思いはなかったかもしれない。この日の終わりにあーりんが「今年中に武道館を実現するのは難しい」と発言したが、実際に当たってみて会場の予約が困難だということが分かったというのに加えて、TEAM SHACHIやいぎなり東北産ら後輩が次々と日本武道館を目標に掲げていくなかで、あえて物語のクライマックスを先延ばししているような気もしている。
そして、そうだとすれば日本武道館に立ったその時にはぜひとも３Bjuniorのアンセム曲だった「勇気のシルエット」*3をもう一度メンバー全員で歌ってほしい。この歌については以前立川の公演で企画の一環として歌った時に本来３Bjuniorの楽曲を受け継いだということになっているアメフラっシが歌うべき曲だと書いたこともあるのだけれど、播磨も加入した現在浪江女子発組合がそれを歌うべき必然性は格段に高まったと思う。
①つながる、ウンメイ
②ミライイロの花
〜自己紹介〜
③SPECIALIZER（佐々木彩夏）
④寝具でSING A SONG（B.O.L.T）
⑤フロムレター（アメフラっシ）
⑥ほれ、あいべ（あーりんとるんぱん）
〜浪江町近況コーナー〜
⑦あるけあるけ
⑧ あの空へ向かって（ももクロ）
⑨ またキミと。
〜愛来と生中継〜
〜重大発表 播磨かなが新メンバーに〜
10 なみえのわ（播磨参加バージョン）
〜挨拶・公演終了〜
■開催日時：2021年7月18日（日）
15:30開場／16:30開演／18:00頃終演予定
■会場：横浜ベイホール【MAP】 （神奈川県横浜市中区新山下３丁目４−１７）
■参加メンバー：佐々木彩夏、市川優月、小島はな、鈴木萌花、内藤るな、高井千帆
※愛来は中継先からの出演となります。
