下北沢通信

中西理の下北沢通信

現代演劇やコンテンポラリーダンス、アイドル、ミステリなど様々な文化的事象を批評するサイト。ブログの読者募集中。上記についての原稿執筆引き受けます。転載依頼も大歓迎。simokita123@gmail.comに連絡お願いします。

「たこやきレインボー『LIVE in the HOUSE '20』発売記念 いっしょにみようSP」

たこやきレインボー『LIVE in the HOUSE '20』発売記念 いっしょにみようSP」


たこやきレインボー / Rainbow Plane~なにわのはにわ[Intro]

たこやきレインボー / にじースターダスト~どっとjpジャパーン! [1sabi]

たこやきレインボー / プレイバックス


TACOYAKI RAINBOW / “MANATSU no HOME PARTY the WORLD” Live Digest and Making
ニコニコ生放送の「たこやきレインボー『LIVE in the HOUSE '20』発売記念 いっしょにみようSP」を視聴。面白かった。以前、昨年の配信ライブ2本をセットで円盤化して、そこに佐々木彩夏の演出の裏話とかを載せたらどうかなどと書いたことがあったのだが、円盤化が実行され(受注生産で2月3日が申し込み締め切り)今回の「いっしょにみようS]Pはその宣伝番組的な性格もあるのだが、どちらもライブ映像をけっこうたっぷりと見せてくれた。
円盤の内容を手早く知りたいという人はYoutube(上記)に映像の一部が紹介されているので、そちらを参照してほしい。私はたこ虹のことをスターダストプラネットを代表する実力派アイドルグループだと認識しているのだが、スタダの他グループのファンの中には芸人的な面白グループ程度の認識の人もまだまだあるかもしれない。先日のミニライブの際にも同じようなことを書いたが、ニコニコ生放送の番組自体をタイムシフトでしばらくは見ることが可能なようなので、ぜひ見てみてほしい。
「いっしょにみようSP」はももクロのものもよく企画されているのだが、ももクロがこれをやると大抵の場合は途中でメンバーがライブとは関係ない話を始めてしまい、ライブのコメンタリーにはならないことが多い。番組自体は面白く楽しいので、それでまあいいのだが、たこ虹はトーク自体は面白く進めながらも、内容や裏話をきちんと紹介してトークを回しているのに感心させられた。たこ虹の最大の特徴はお互いのことをディスったりすることがなく、カワイイとかカッコイイとかポジティブなコメントをしているところ。そんなことをすれば下手をすると自画自賛的になり、自己満足のようないやらしさが出てきかねないが、なぜかそうはならないのがいいところだ。理由はよく分からないのだが、そういう風にならないように堀くるみらがうまく回していることもあるかもしれない。だが、おそらく最大の理由はメンバーのキャラ的なところにあるかもしれない。
例えば清井咲希はほかのメンバーから「かわいい」とか「やってるな」と言われることがよくあるのだが、「そんなことない」などというタイプの謙遜の否定をほとんどしない(笑い)。そして、実際にかわいいし、他のメンバーもそういう風に思っているから、褒められて、そんなことないと否定して起こるような意味のないやりとりはほとんどなく、自然に流れていくのだ。
 トークに関していえばスーパーな堀くるみがいるとは言え、裏回しが的確にできる春名真依が所用でいなかったのはかなりの戦力ダウンとなっていたとは思うのだが、その分、「家にいるTV」では口数があまり多くない彩木咲良が頑張ってコメントに参加していてファンとしては嬉しくなった。

【放送日時】2月2日(火)20:00~
【視聴URL】http://live.nicovideo.jp/watch/lv330223761

2020年にたこ虹が実施した2本の無観客生配信ライブ「CLUB RAINBOW '20」と「真夏のホームパーティー・ザ・ワールド」からのライブ映像(それぞれから45分程度ずつ)をメンバーと一緒に視聴するスペシャル番組です!

絶対お見逃しなく!!