「AYAKARNIVAL 2019」@ パシフィコ横浜 国立大ホール
2019年12月30日(月) open 13:30 / start 14:30
会場:神奈川県・パシフィコ横浜 国立大ホール
=LOVE
佐々木彩夏
EMPIRE
カミングフレーバー(SKE48の次世代ユニット)
ももクロの佐々木彩夏(あーりん)企画のアイドルフェスに各アイドル雑誌推薦の結成5年以内の次世代アイドルグループ3組が参集。
ももクロの中でもあーりんはアイドル担当というポジションになっていて恒例となったひとりでのTIF参加や愛踊祭のMC、自らのソロコン、AYAKANATIONにおける事務所の後輩アイドルの起用や外周でのアイドルフェス開催、自らプロデュースした地域振興アイドル「浪江女子発組合」の結成などその活動も多岐に渡っている。 「AYAKARNIVAL 2019」もそのひとつだが、試みとして面白かったのは参加アイドルを自分が決めるのではなく、普段からアイドルを取材している雑誌などの編集者らに協力を求め、各雑誌がそれぞれ推薦したアイドルを呼ぶことでスターダストのお手盛りではなく、各グループが参加しやすい枠組みを作ったことだ。
そういう方法をとったことで、各雑誌もこの企画の開催に際してそれぞれ特集ページを設けて、インタビューや対談などを掲載するなど、いろんなしがらみで今までなら共演が簡単ではなかったアイドルグループの事務所の壁を越えた交流が可能となった。
【イコラブ】Want you! Want you!
【EMPiRE】AYAKARNIVAL 20191230【スペシャル映像付き再放送】
若いアイドルたちにその実力を存分に見せつけたあーりんはもちろん=LOVE、EMPIREはそれぞれ実力派であること他グループのファンにを見せつけた感はある。(かぶせを一部していた部分はあるかもしれないが)どのグループも生歌のパフォーマンスだったのにも好感を持った。それぞれの持ち時間も50分程度とたっぷりとられていたため、それだけでも満足度の高い企画とはなったが、この日の白眉はメンバーは研究生も含まれるなど若手ばかりの構成でありながらSKE48の看板を背負って登場し奮闘したカミングフレーバーの頑張りであろう。
ダンスも歌(それでも生歌に挑戦していた)もうまいとはいえないかもしれないがとにかく一生懸命でひさびさに「これぞアイドル」という新鮮さを見ることができた。特にセンターをつとめたピンクの衣装の子(野村実代?)は華があり、しだいに目が釘付けになった。現在は選抜にも入っていないようだが、確実にSKE48の将来のセンター候補ではないかと思わせるものがあった。
それぞれのファンも気合いが入っていたが、経験の少ないメンバー(カミフレの持ち歌は参加が決まった時点では1曲のみ)がグループを代表して参戦したこともあり、この日のファンのコールには悲壮感の漂うほどの気迫を感じ、メンバーもそれに呼応するかのように好パフォーマンスを見せてくれた。
SKE48 / 25th Single c/w 「せ~ので言おうぜ!」MV(special edit ver.)