下北沢通信

中西理の下北沢通信

現代演劇やコンテンポラリーダンス、アイドル、ミステリなど様々な文化的事象を批評するサイト。ブログの読者募集中。上記についての原稿執筆引き受けます。転載依頼も大歓迎。simokita123@gmail.comに連絡お願いします。

果てとチーク「くらいところからくるばけものはあかるくてみえない」@アトリエ春風舎

果てとチーク「くらいところからくるばけものはあかるくてみえない」@アトリエ春風舎


果てとチーク「くらいところからくるばけものはあかるくてみえない」@アトリエ春風舎を観劇。青年団周辺には若手の女性作家が多く、岸田戯曲賞を受賞した

作・演出:升味加耀
果てとチークの第六回となる本公演は、宗教という体系における男女の役割の不均衡、そしてミソジニー女性嫌悪)・ミサンドリー(男性嫌悪)をテーマに、一つの宗教団体とその周辺の人々を描く物語。
軽快な会話劇をベースとしながらも、異様な世界に巻き込まれていく人々を描く緊張感のある舞台をお届けします!

「ねえ、神さまに会おうよ。」

ある日突然、一緒に神さまを探した親友が消えた。
暗い秘密を抱えたまま、私は母になっていた。

果てとチーク
主宰・升味加耀が、2016 年ベルリンにて旗揚げ。
2019 年 升味作『害悪』令和元年度北海道戯曲賞最終候補作に選出。
2020 年 渋谷パルコの新しいカルチャーフェスティバル“P.O.N.D.”に招聘。 深刻な社会問題を突飛な設定で戯画的に描き、 理不尽な差別への怒りと、未来へのささやかな希望を込めた作品作りを行っている。

出演
上野哲太郎
川隅奈保子(青年団)
川村瑞樹
函波窓(ヒノカサの虜)
佐藤英征
鈴木彩乃(劇団晴天)
林ちゑ(青年団)
福井夏(柿喰う客)

スタッフ
ドラマターグ:綾門優季(青年団リンク キュイ)
舞台監督:大石晟雄(劇団晴天)、青木望
音響:櫻内憧海(お布団)
照明:緒方稔記(黒猿)
舞台美術:いとうすずらん
宣伝美術:酒井まりあ
宣伝イラスト:LITTLE RED BOY
制作:田中遥、半澤裕彦
制作協力:寺垣沙織
当日運営:類家アキヒコ(劇団カツコ)
演出助手:夏榠リョウ(宍戸錠事務所)、廣川千紘
撮影・編集・配信:まがたま Cinema
配信音声協力:おにぎり海人(かまどキッチン)